2012年07月06日

アドリブ (2回目)

以前アドリブのことを書きましたが、
今日はその続き。

前回は聴こえてきた音、特にストレートに聴こえてくる
音程やリズムを耳コピすることを書きましたが、
次の耳コピのステップとなるテーマは
聴こえてくるニュアンスもコピーするということ。

ただ聴こえた音程をピッキングしていても
音源と同じ様に感じられなければ、
演奏上のテクニックが拾えていないのではないでしょうか?

ギターらしいソロの歌わせ方には、
チョーキング、ハンマリング&プリングやスライドの他にも
ダブルストップやオクターブ奏法の様な別の音程を加えた物もあるので、
当然これらの基本的テクニックは一つずつそのニュアンスを
イメージできる様に身につける必要があります。

自分に身についているテクニックが使用されていれば、
その音源から何のテクニックかイメージできる様になるでしょう。
そして例えば、そのフレーズを弾いただけで人にブルースだと連想させるのものは、
ブルースのリック(歌い回し)となります。

ブルースやロック系のリックにチョーキングが含まれていれば、
そのニュアンスも伝わる様に再現することを目指しましょう。
上手な人はその曲の雰囲気に自然なリックを
おそらく瞬間的に弾ける人のことでしょう。
それには技術を身につける努力も必要な訳です。

私が思うに一般的にいうアドリブとは、
自分が覚えた(又は自分なりに工夫した)リック(歌い回し)を使って
自分がアドリブするにふさわしいと思う曲(又は曲調)に乗っかることです。
それには多少、◯◯ギタリストだという自覚が必要かもしれませんね。

それぞれのスタイル(ジャンル)の表現に必要なリックがあることを意識して
耳コピに励んで頂けたらと思います。
posted by jimisato at 03:11| Comment(0) | レッスン

2012年06月28日

アドリブ

今回から普段のギターレッスンで話題になることを取り上げて
いきたいと思い、ブログ上ではありますが掲載していきます。
一回目はアドリブについて。

ギターを演奏する方なら自然と湧いてくる疑問、
「どうやってアドリブをするのか。」
それには好みのギターソロを真似することが欠かせないと思います。

まず自分の好きなスタイルの曲をイメージする、見つける。

その曲のギターソロ(オブリ等のフレーズも含む)を真似できるか挑戦する。

耳コピできなくて楽譜を探す。

見つからなくて放置。

こんな流れが想像できますが、当てはまる方もいるのではないでしょうか?
その曲を完コピするのではなく、曲中のギターソロの様にアドリブしたいという方は

耳コピをあきらめない。

これを忘れないで下さい。
初めはできるだけ覚えやすく、ギターの聞き取りやすい曲を選ぶことが重要です。
ワウや強烈に歪んだサウンドのギターソロは聞き取りにくいのでオススメできません。

また、速いフレーズはリズムも理解しにくい場合があるので
なるべくメロディアスに聴こえてくるフレーズを重点的にコピーしましょう。
アップテンポの8ビートなら八分音符と八分音符より長い音はコピーしてみて下さい。

ソロだけでなく、できるだけその曲のメロディーとコード進行は覚えましょう。
唄の曲なら弾き語りできるくらい、曲を理解することも重要です。

鼻歌でギターソロが唄えたら必ず弾けます。
そして、後で間違っていたとしても気にする必要はありません(笑)

私の記憶が確かなら、最初に耳コピしたのはこれかな。。?





posted by jimisato at 02:37| Comment(0) | レッスン